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初代「海王丸」総帆展帆初代「日本丸」総帆展帆
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Age of Sail
Age of Sail / MandC / 戦闘配置と戦闘準備
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戦闘配置と戦闘準備

海兵隊鼓手の太鼓の連打(Beet)により戦闘配置(Quarter)についたことから、「戦闘配置につけ」を"Beat to quarters"と呼ぶようになった。

フリゲート艦の主砲列は上層甲板であるが、戦闘に不要な物が数多くあった。艦長室の家具、寝具、私物、隔壁(Bulkhead)などである。これらは全て取はらわれ、喫水線下の船倉にしまいこまれた。戦闘(Action)するために不要物を片付ける(Clear)ことから「戦闘準備」を"Clear for action"と呼ぶようになった。

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戦闘配置(Beat to quarters)&戦闘準備(Clear for action)

  • 「戦闘配置」、「戦闘準備」の下令とともに掌帆手が号笛を吹き鳴らし、海兵隊鼓手が太鼓をHeart's of Oakのリズムで連打する。
    映画では冒頭の戦闘配置で海兵隊鼓手による力強いドラム・ビートを観ることが出来る
  • 艦長室などの隔壁(Bulkhead)は、取り外され船倉にしまわれる。HMSヴィクトリーでは天井に折りたためるようになっていた。
    • 最初の戦闘配置で、オーブリー艦長が登場するシーンに注目して欲しい。艦長室から上層甲板に出て行く彼の前で次々と隔壁が取り外されていく。素晴らしい登場シーンである。そして砲撃訓練を終えて艦長室に戻る彼の後ろで隔壁が取り付けられているのが見える。
      隔壁が取り外された上層甲板は艦首から船尾窓まで一続きとなる。アケロンとの最後の戦闘で、メインマスト付近にいるブレークニー士官候補生の場所から、艦尾窓を通してアケロンの姿が確認できる。
  • 艦長室の家具・寝具なども船倉にしまわれる。
    • アケロンとの最初の交戦で、キリックがオーブリーの剣をほっておいて銀食器を下にしまおうとしてる。砲撃訓練を終えて艦長室に戻ったオーブリーの前にテーブルなどが戻されている。
  • 艦尾甲板、中部甲板、艦首楼の舷側に装備されているハンモック・ネッテイングに水兵のハンモックが巻かれて収納される。これはマスケット銃弾などから乗組員を守るためである。
    • 通常は毎日モーニング・ウォッチの7点鍾頃にはハンモックはハンモック・ネッティングに格納されている。映画でもハンモックを格納するシーンは無いが、ハンモック・ネッティングに格納されたハンモックが映っている。
  • 艦長、一等海尉、航海長は艦尾甲板へ。艦長の戦闘命令は一等海尉を通じて各砲列に伝えられる。航海長は操艦を行う。伝令の士官候補生、信号係士官候補生も艦尾甲板に待機。
    • 通常は一等海尉の戦闘配置は艦尾甲板のはずなのだが、サプライズでは一等海尉であるプリングスと二等海尉のマウアットの配置が入れ替わって、マウアットが艦尾甲板にいる。謎である。
  • 操舵輪には戦闘の負傷に備え操舵手が4人配置される。
  • 二等海尉と補佐の士官候補生は上層甲板へ降り、砲列の指揮を執る。
    • 映画では、何故かプリングス一等海尉が砲列の指揮を執り、カラミー士官候補生、ブレイクニー士官候補生が補佐をしている。
  • 海兵隊員が狙撃手として各マストの檣楼に上がる、又、艦尾甲板舷側通路の舷側沿いに並ぶ。
    • 最後の戦闘で海兵隊員が各檣楼から狙撃をしているシーンが有る。
  • パウダーモンキーと負傷者以外の乗組員が喫水線下へ逃げるのを防止するため海兵隊員が各昇降口に配置される。
    • この当時の帆装軍艦には大砲への火薬運びをする少年水平が乗艦していた。彼らをパウダーモンキーと呼ぶ。映画でも6人のパウダーモンキーが映っている。ネイグルにロフティと呼ばれた巻き毛の少年が一番年少。彼らは非戦闘時は士官の給仕、水兵の雑用にこき使われた。
  • 掌砲長と掌砲手は火薬庫に降り装薬袋をパウダーモンキーに渡す準備をする。火薬庫の入口には濡らした帆布が垂らされ火花が火薬庫に入り爆発するのを防ぐ
    • 映画には何故か掌砲長は登場しないが、火薬庫で装薬筒に装薬袋を入れパウダーモンキーに渡すシーンが映っている。
  • パウダーモンキーは火薬庫で装薬袋を入れた装薬筒を受取り各大砲まで運ぶ。
    • パウダーモンキーが装薬筒を持って各大砲まで走っていくシーンが映っている。
  • 火災の発生を防ぐためギャレーのストーブの火が消される
  • 艦載艇は全て海に下ろされ、艦尾からロープで曳かれる。これは敵弾の命中で飛び散る木の破片を減らすためである。
    • 最初の戦闘シーンで艦載艇が降ろされ艦尾からロープで曳かれているシーンが映っている
  • 戦闘の被弾による落下を防ぐため各帆桁は鎖の吊り索が追加される。
  • 露天甲板(艦尾甲板、中部甲板、艦首楼)の上には戦闘の被弾で落ちてくる滑車、索具などから乗組員を守るため落下物保護網が張られる。
  • 舷側には斬り込み防止網が張られる。
  • 消火ホースが甲板洗いポンプにつながれデッキに準備される。
  • 戦闘の負傷者の血によって足元がすべることの防止、こぼれた火薬が発火することを防止するため、各甲板には砂がまかれ、消化ホースで海水がまかれる。
    • 上層甲板に砂をまくシーンは無いが、マチュリンが負傷者の手当てをしているシーンで、足元が血ですべり、「もっと砂をまけ」と言っているのが映っている
  • 各大砲の砲手長は掌砲長の倉庫で、フリントロック式点火装置、点火用火薬角、火門錐等を受取り、各大砲へ
  • 戦闘中、乗組員のリフレッシュのため飲料水桶に飲料水が満たされ、各大砲の後ろに置かれる。又、洗棹スポンジを濡らすために海水桶に海水が満たされ、各大砲の後ろに置かれる。これは万が一の火災の際、消化にも使われる。
  • 火縄桶に半分海水が満たされ、点火された火縄が火を内側にして差して置かれる。これはフリントロック式点火装置で点火しなかった時に備えるためである。
  • ロープを輪にした砲弾置きに砲弾が積み上げられる。
  • 各大砲の横に突き棒、螺旋棒、洗棹スポンジ、ハンドスパイキが準備される。
  • 各大砲は固縛を解かれ、砲口から砲口栓が外され火薬と砲弾が装填される。
  • 敵艦への斬り込み、敵艦からの斬り込み備えマスケット銃、ピストル、カットラス、斬り込み斧が各乗組員に配られる。
    • 最後の戦闘に備えマスケット銃、ピストル、カットラス、斬り込み斧、斬り込み鎗、手榴弾が準備され、舷側、檣楼に用意されている。
  • 掌帆長は掌帆手と共に、予備のロープ、滑車などを用意し艦首楼に待機。
  • 軍医は軍医助手とコックピットで手術の準備を行い、負傷者に備える。
    • 冒頭の戦闘準備のシーンでマチュリンとヒギンズが手術の準備をしている。場所はたぶん士官室、手術台は士官室のテーブルであろう。
  • 喫水線下の被弾に備え、船匠と彼の助手は穴をふさぐための木栓等と道具を用意し船倉に待機。
    • 最初の戦闘中に船匠のミスター・ラムと船匠助手のネイグルが船倉で浸水と戦っている。このために準備をするのである。

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Last-modified: 2006-05-23 (Tue) 19:57:19 (JST) (774d) by 只野四十郎
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